麻雀の配牌でできる役とは?役の種類ややり直しになる場合を解説!

 

麻雀を始めるには、まず最初に配牌(はいぱい)をおこないますね。

 

配牌をするには各自の席を決めてサイコロを振ることが必要となります。

 

サイコロの出た目によって、開門(かいめん)の位置が決まり、各自4個ずつ取っていくわけですね。

 

各自4個ずつ取るのを3回繰り返したら、最後に親がチョンチョンといって2個の牌を取り、そして子が1個ずつ牌を取ることで配牌が完了します。

 

配牌でどんな牌が来るのかはまったくの運なので、牌を見るときはドキドキしますよね。

 

では、配牌でできる役にはどんなものがあるのでしょうか。

 

配牌でできる役の種類や、やり直しになってしまう場合を解説したいと思います。

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配牌でできる役の種類

 

麻雀では配牌でできる役というのがいくつかあります。

 

ですがルールによってはあがりの役として認められなかったり、あがりの点数が違うものもあるので注意が必要です。

天和(テンホウ)

配牌でできる最も有名な役が、役満の一つの天和ですね。

 

天和は親番のときに、配牌であがりの形ができているときの役となります。

 

この天和は、雀頭と3メンツができていれば役なしでもよいとされます。

 

というのは、第1ツモであがっているので、必然的に面前清自摸和(ツモ)の役がついていますから、天和にはなにかしらの役はついているわけですね。

 

また天和はチートイツの形でもあがることができます。

 

天和を出すと死んでしまうなんて都市伝説がありますが、それだけ出る確率が低く珍しい役なんだということですね。

 

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地和(チーホウ)

また天和と同じように、子の配牌でテンパイの形ができていて第1ツモであがったとき、地和という役満になります。

 

ただしこの地和と親の天和の違うところは、ツモる前に誰かの鳴きが入ると地和は成立しないという点です。

 

せっかくテンパイしていても、誰かにポンやチーをされたらツモっても地和にはならないというわけですね。

 

ちなみにジョンはこれまで20年以上麻雀をしてきて、実際に天和や地和が出たのをこの目で見たことは、これまで一度もありません。

 

天和も地和もめったに出ない役満ですが、もし出すことができれば一生忘れないんでしょうね。

人和(レンホウ)

人和という役は、配牌の時点でテンパイしており、鳴きが無い状態で自分の最初のツモ番が来る前に他家の捨て牌でロンすることをいいます。

 

ですから地和が必ずツモあがりになるのに対して、人和は必ずロンあがりになるわけですね。

 

ですがこの人和は、ルールによってあがりの条件や点数が細かく異なっています。

 

まずあがりの条件に関してですが、以下のような違いがあります。

・親の第1捨て牌のみ、人和のロンあがりを認める

・自分以外の3人の第1捨て牌で、人和のロンあがりを認める(自分の第1ツモ後も認める)

・自分以外の3人の第1捨て牌で、人和のロンあがりを認める(自分の第1ツモ後は認めない)

 

またあがりの点数に関しては、以下のような違いがあります。

・役満

・3倍満

・倍満

・ハネ満

・満貫

・特定の翻数(4翻など)

・役なし

 

このように人和は、あがりの点数に関してもルールによって違いがあり、事前のルール確認が必要な役のひとつだといえます。

十三不塔(シーサンプトウ)

シュンツやコーツになる前の23とか55といった2枚の牌をターツといいます。

 

十三不塔という役は、配牌で来た牌すべてで、メンツはおろかターツが一つもできていない状態のことをいいます。

 

十三不塔の役は配牌で一九字牌が多いときに成立しやすい役となっていますが、一九字牌でない258といった牌でも使える点が、この役の特徴となっています。

 

また十三不塔の役の点数は、ルールによって満貫になったり役満になったりします。

 

ただし十三不塔の役はローカル役の一つとされることが多く、あがりが認めてもらえないこともあるので注意が必要です。

 

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ダブルリーチ

配牌でテンパイかイーシャンテンになっていると、第1ツモでリーチをかけることができることがありますね。

 

このように第1打でリーチをかけることを、ダブルリーチというんですね。

 

なかなか最初の牌でリーチをかけられることはないと思うのですが、ダブルリーチの役は2翻と比較的安めな翻数となっているんですね。

 

最初からダブルリーチができるほど牌が揃っていれば、麻雀をするテンションが上がることは間違いないと思います。

配牌でやり直しになる場合

 

配牌ではあがれる場合と、途中流局となってもう一度やり直しになる場合があります。

九種九牌

配牌と第1ツモで一九字牌が九種九牌以上あるとき、「九種九牌で流す」といって途中流局を選択することができます。

 

もちろん流局にせず、チャンタ系の役や国士無双などの役を狙いに行くこともできます。

 

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四風子連打(しふうしれんだ)

四風子連打とは、麻雀をおこなう4人全員の第1捨て牌が風牌になるときに成立します。

 

例えば親の第1捨て牌が北、そして南家の捨て牌が北、続いて西家が北、さらに北家が北となった場合に四風子連打が成立するわけですね。

 

この四風子連打は、配牌と第1ツモで4人全員に風牌が不要牌として1枚ずつ行くことによって成立する可能性が出てきます。

 

ちなみにこのような途中流局の場合、親が流れる場合と連荘になる場合があるので、事前のルール確認が必要です。

まとめ

 

ここでは配牌でできる役について、役の種類とやり直しになる場合を解説しました。

 

<配牌でできる役のまとめ>

・天和(テンホウ)

・地和(チーホウ)

・人和(レンホウ)

・十三不塔(シーサンプトウ)

・ダブルリーチ

・九種九牌

・四風子連打(しふうしれんだ)

 

麻雀において配牌はとても大事な要素なので、これらの役を頭に入れておくことが大切になります。

 

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