麻雀の索子(ソーズ)の由来や役の種類とは?面白い雑学を解説!

 

麻雀牌の種類には萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソーズ)と字牌がありますね。

 

普段麻雀をするときには麻雀牌の由来なんて気になりませんけど、ちょっと立ち止まって麻雀牌を見つめてみると、疑問が湧いてくることがあります。

 

ソーズの牌の絵柄には棒のようなものが使われていますけど、あれが何なのか気になりませんか?

 

そこでここでは、ソーズの牌の由来やソーズでできる特別な役についてまとめてみたいと思います。

 

麻雀は昔、中国で生まれたといわれていますが、その由来などを解説して、麻雀の雑学をお伝えしたいと思います。

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ソーズの牌の由来とは?

 

ソーズの牌の由来ですが、実はソーズは「縄」とか「竹串」を表しているといわれています。

 

ソーズが細長い形をしていたのはそのためだったんですね。

 

そしてピンズが穴の開いたお金を表していて、マンズはお金の量を表しています

 

ではソーズのその縄とは何なのかですが、ソーズの縄はピンズの穴の開いたお金を束ねておくためのものなのです。

 

ですからマンズ、ピンズ、ソーズともお金に関するものを表していたんですね。

 

ですがソーズは1の牌だけはほかのソーズの牌と違っているのは何なのでしょうか。

ソーズの1は特別な牌だった?

 

ソーズの1にはなぜ鳥が描かれているのか、そしてその鳥は何なのか疑問に思いますよね。

 

麻雀の元となったゲームに「馬弔(マーチャオ)」というものがあります。

 

このマーチャオではソーズの1は、ほかの2~9までと同じように穴あき銭を束ねた縄が描かれていました。

 

ですからソーズの1はもともとは鳥ではなかったということですね。

 

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ソーズの1には魚が描かれたものもある

初めは縄が描かれていたマーチャオの絵柄ですが、その絵柄は徐々にデフォルメされていきました。

 

そして北京地方ではが、上海地方ではが好まれたことから、絵柄にも取り入れられるようになっていったそうです。

 

それでマーチャオが麻雀に変化していくうちに、魚のデザインは無くなっていき鳥のデザインが残るようになっていきました。

 

ですから北京で古い麻雀牌を探してみれば、1ソーが魚のデザインになっている麻雀牌があるかもしれませんね。

鳥のデザインの意味とは?

1ソーに描かれているのは孔雀(くじゃく)や鳳凰(ほうおう)が多いと思いますが、もともとは雀(すずめ)が描かれていたそうです。

 

昔の1ソーでは、雀にお金がいっぱい入ったかごを背負わせたデザインもあったようです。

 

そして松や梅で飾ったり、こぼれ落ちるたくさんのお金を描くことで、鳥自体も豪華になっていき、雀から孔雀や鳳凰に変化していったのです。

ソーズの盲牌はわかりやすい?

 

盲牌(モウパイ)というのは、牌を見ずに牌の表面を触った感触でその牌が何の牌だか判別することです。

 

盲牌が一番わかりやすいのは字牌の「白」であることはいうまでもないですが、ソーズの牌はマンズやピンズに比べて比較的わかりやすい種類だといえます。

 

初心者であっても2ソーや3ソー、9ソーあたりはすぐにわかるかと思います。

 

ちなみに盲牌は実戦では役に立つことはないのですが、麻雀の余興として楽しむことができますね。

 

ジョンは麻雀の合間に、マンズやピンズを1~9まで集めて盲牌できちんと並べられるかというゲームをしていました。

 

ですが大体しっかり並べられるのは字牌かソーズの牌で、マンズやピンズはかなり難易度が高かったです。

擦り盲牌で9ソーを当ててみよう!

ちなみに、盲牌には指で判別する普通の盲牌のほかに、麻雀牌を卓にこすりつけてその感触で識別する「擦り盲牌(すりモウパイ)」というものがあります。

 

擦り盲牌は、牌を触ることができる普通の盲牌よりも格段に難しい盲牌です。

 

ですが、それでも9ソーくらいならわかると思いますので、盲牌に興味ある人はぜひ擦り盲牌にもチャレンジしてみてくださいね!

ソーズでできる特別な役って?

緑一色(リューイーソー)とは?

ソーズの役満といったら、緑一色ですよね。

 

この役は、ソーズの2、3、4、6、8と字牌のを使ってあがります。

 

すべての牌が緑色しか使われていないので、別名「オールグリーン」とも呼ばれています。

 

緑一色はソーズのホンイツなので出やすいように思うのですが、実際には難易度の高い役です。

 

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緑一色が字牌の「發」を使うのに対し、紅一点では「中」を使います。

使うソーズの牌は緑一色と同じです。

 

ですからすべて緑のなかで、「中」だけが紅(赤)になっているということですね。

 

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紅孔雀(べにくじゃく)とは?

紅孔雀はソーズの牌のなかで、赤色を含む1、5、7、9の牌と、字牌の「中」を使ってあがる役です。

 

緑一色がシュンツを作れるのに対し、この紅孔雀はシュンツが作れないため、こちらの方が難易度が高くなります。

大竹林(だいちくりん)とは?

ピンズで2~8までのチートイツ(リャンペーコー)を作ることを「大車輪(だいしゃりん)」といいますが、これをソーズで作ると、「大竹林」となります。

 

ちなみにマンズでこの役を作ると、「大数隣(だいすうりん)」となります。

東北新幹線(とうほくしんかんせん)とは?

この役はかなりマイナーな役なのです。

 

東北新幹線はソーズのイッツウを作って、さらに字牌の「東」と「北」でコーツと雀頭を作る役となります。

 

新幹線を緑色と文字で表しているんですね。

 

かなりローカルな役ですが、雑学のひとつとして知っておくと面白いです。

 

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まとめ

 

ここでは、ソーズの由来や特有の役についてまとめてみました。

 

ソーズについて、

・ソーズの牌の由来

・ソーズの1について

・ソーズの牌の盲牌

・ソーズの牌でできる役

を解説しました。

 

普段使ってる牌でも、知らないことがたくさんあって面白いですよね!

 

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