タンパイとは?マイナーな麻雀用語にも面白い雑学がいっぱい!

 

麻雀をしていていると、たまに知らない麻雀用語に出会うことがありますよね。

というのも麻雀用語はたくさんあるので、すべてを網羅できている人はなかなか稀だと思います。

 

麻雀ではポンやロンなどのようによく使われる言葉のほかに、滅多に使われないマイナーな言葉があります。

 

ではあなたは「タンパイ」という言葉を知っていますか?

 

もし知らないこのような言葉が出てきたら、あなたはどうしているでしょうか。

 

まわりに知識が豊富な人や麻雀の上級者がいれば聞くことができますが、いない場合は自分で調べる以外に知るすべはありません。

でもたいていの人は、調べないで知らないまま放置することが多いのではないでしょうか。

 

でも安心してください。

このブログでジョンがあなたに麻雀の知識をできるだけわかりやすく解説していきます!

 

今回は、この「タンパイ」という言葉について解説したいと思います。

 

こちらは約6分の解説動画となっています。↓↓↓

タンパイとは?マイナーな麻雀用語の雑学を解説!
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タンパイは麻雀プロテストにも出題された言葉

 

タンパイはテンパイと似ていますが、まったく違います。

 

このタンパイというのは牌を倒す行為のことをいいます。

牌の背中を卓に付けることですね。

 

漢字では難しい字で、「攤牌(タンパイ)」と書きます。

なかなか見ない字ですよね。

 

この「攤」という字には、「多くのものを並べて広げる」という意味があります。

ですから「攤牌(タンパイ)」とは、「たくさんの手牌を並べ広げて見せる」という意味になるわけですね。

 

つまり、手牌を公開する必要があるときは「タンパイする」ということです。

 

ちなみに、牌を倒す行為のことを「倒牌(トウハイ)」ということもあります。

どちらも牌を倒して手の内を見せる行為のことですね。

 

一方でテンパイはというと、「聴牌(テンパイ)」という字になりますね。

そしてテンパイの意味は、「あと1牌であがりの形ができる状態」のことをいいます。

 

また、テンパイの状態のとき緊張してドキドキすることから、「テンパる」という言葉も生まれていますね。

 

このようにタンパイとテンパイは言葉の音は似ていますが、意味はまるっきり違うので区別しましょう。

タンパイは麻雀プロは誰でも知っている?

また、タンパイという言葉は、以下のような日本プロ麻雀協会の麻雀のプロテストの試験にも出題されたことがあります。

問.以下の麻雀用語の読み方をカタカナで答えなさい。また、その用語を説明しなさい。

攤牌

日本プロ麻雀協会 第9期前期プロテスト問題より抜粋

 

このようにタンパイはプロテストに出題されているので、このような試験に合格されているプロ雀士の方々は、みなさんご存知の言葉なのかもしれませんね。

 

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あなたもやってる!タンパイする場面とは

タンパイするのはどのような場面か

タンパイという言葉は知らなくても、その行為はあなたが普段やっていることです。

 

どんな場面かというと、まずはあがったときですね。

ロンあがりやツモあがりの時は、あなたの牌を倒し、広げてみんなに見せますよね。

 

ですから、あがったときというのは必ずタンパイをする必要があるわけですね。

このタンパイによって、本当にあがりの形ができているかを確認するということです。

 

またほかにも、誰もあがらず流局となった場合もテンパイしている人は手牌を広げて見せますよね。

流局時のタンパイでは、どんなあがり牌だったのかを確認するわけです。

 

またオープンリーチでも手牌の一部または全部をタンパイして、待ち牌を見せることがあります。

なので意外とタンパイをする機会というのは多いですね。

 

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ですからタンパイは、あなたも実際に対局中に何度もおこなっていた行為だったんですね。

 

ちなみに麻雀の勉強会などでは、終局時にテンパイの有無にかかわらず全員がタンパイして意見や検討をし合うことが多いようですね。

テンパイしててもタンパイしなくていい時

タンパイはしなくてもいい時があります。

 

それは流局時にテンパイしてリーチをかけていない時です。

リーチのときは流局時にタンパイしなければなりませんが、ただテンパイしているだけのときはノーテンと同じように手牌を伏せてノーテンにすることもできます。

 

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この場合は、テンパイしていますがノーテン扱いとなり、ノーテン罰符を払って局が流れるわけですね。

タンパイをやらないと・・・?

タンパイで牌をうまく倒すにはコツがいる

タンパイするとき、初心者の中にはうまく牌を倒せない人もいます。

牌がうまく倒れず、グチャっとなってしまうんですね。

 

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牌をうまく倒すにはコツがあって、牌をきちんとそろえた状態で牌の端と端をつかんで、牌の内側に力を入れる感じです。

タンパイを上手くやるには練習が必要ですね。

タンパイをやらないとチョンボになることも

麻雀ではあがる回数が増えるにつれてタンパイをする機会も増えていきます。

 

また、このタンパイをしっかりとおこなわないと、ルール違反でチョンボになることもあります。

 

なので牌をしっかり見せなかったり牌を崩したりしてチョンボをしないように気をつけましょうね。

まとめ

 

ここでは、タンパイという麻雀用語について解説しました。

 

<タンパイについて解説したこと>

・タンパイは麻雀のプロテストにも出題された言葉

・あなたもやってる!タンパイする場面とは

・タンパイをやらないと・・・?

 

タンパイは麻雀をやる上で欠かせないことですので、やる場面とやり方をしっかりと頭に入れておくようにしましょうね!

 

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