麻雀での守り方!振り込みを回避するためにはどんな考え方が必要か?

 

麻雀ではあがれるときもあれば振り込むこともあります。

 

麻雀は4人で争うゲームですので、毎回毎回あがれるとは限らないんですね。

 

ですから麻雀ではあがることよりも振り込まないことが大事な局面があります。

 

つまり麻雀ではあがることは大事なことですが、それ以上に振り込まないことが大事なわけですね。

 

そこでここでは、麻雀での守り方や、いかにして相手に振り込まないかという考え方を解説したいと思います。

 

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麻雀の守りの基本は自分の手を崩すこと!

 

麻雀では役を作ってあがることが目標なのですが、自分の役作りだけを優先してしまうと、相手に振り込んでしまうことがあります。

 

麻雀では配牌やツモは4人が平等になるわけではありません。

 

将棋などでは自分も相手も、最初はまったく同じ状態から始まりますよね。

 

なかには1枚落ちや2枚落ちなどのやり方もありますが、それは将棋の指導の対局の中であって、真剣な勝負では、両者とも全く同じ状態から始めるわけですね。

 

ところが麻雀の場合は、あがりやすい良い配牌のときもあれば、あがりにくい悪い配牌のときもあります。

 

ですからあなたがどんなに頑張っても、相手の方が速く完成することがあるんですね。

 

なので相手が先にリーチしてきたら、あなたは役作りから振り込み回避へ、大きく方向転換しなくてはなりません。

 

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あなたも役を作ってあがりたい気持ちはあるでしょうけど、ここはひとつ冷静になって、安全牌を切るようにしましょう。

 

安全牌が作ったメンツにしかなかったとしたら、そのメンツを崩して、安全牌を確保しましょう。

 

せっかく途中まで役を作ってもう少しで完成するのにメンツを壊したくない、という気持ちはわかるのですが、ここで「まだ次の局がある」と思うことが大事です。

 

そうすれば、あなたの麻雀の守りの力は確実にレベルアップします。

 

なので、麻雀で振り込まないようにするためには、自分の手を崩す勇気が必要なのです。

 

攻めるか守るかは配牌で見極める!

 

麻雀では、場合によって配牌に違いがあるといいました。

 

そのことはあなただけではなく、ほかの3人の対局者にもいえることなんですね。

 

 

そこで、私の対策ですが、良い配牌のときは、役作りを進めていっていらない牌を捨てていって、自分に必要な牌を集めていきます。

 

単純にあがりに向かうわけですね。

つまり良い配牌のときは攻めるというわけです。

 

 

逆に悪い配牌のときは、あまり役作りのことは考えずに、ヤクハイをポンさせないとか、ドラをポンさせないとかに注意します。

 

そして、局の終盤で危険な牌を捨てたりせずに、流局まで持っていきます。

 

なので悪い配牌の時は守りに徹するということですね。

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いつも攻めてばかりにならず、また守りも忘れることなく、配牌の状況に応じて対応していくと、麻雀で勝ちやすくなると思います。

 

振り込みを回避する考え方とは?

 

相手の手を100%読むことはできませんが、振り込みを回避する確率を上げることはできます。

 

まず、100%ロンされない牌というものがあります。

それは、自分の前のプレーヤーが捨てた牌です。

 

ツモ巡で自分のひとつ前のプレーヤーを上家(カミチャ)といいます。

 

つまり、上家(ツモ巡で自分のひとつ前のプレーヤー)が捨てた牌と同じ牌を捨てれば、それは誰からもロンされない牌となります

 

ですから局の終盤で誰がテンパイしているかわからず、安全牌もわからないときは、上家が捨てた牌と同じ牌を捨てるようにしましょう。

 

 

そして最もポピュラーな安全牌の探し方が、相手の捨て牌を見ることですね。

 

捨てた牌でロンすることはできないのです。

 

ですが捨て牌というのは3人とも同じではないので、1人に対しては安全な牌であってもほかの2人には安全な牌とはならないので注意が必要です。

 

また、相手の捨て牌で見落としがちなのが、鳴いた牌です。

ポンやチーをされると、牌が河(ホー)に並ばずに相手側へ行ってしまいます。

 

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ですから、鳴いた牌を見落としやすいのですね。

 

なので相手の捨て牌を読む時は、卓上の鳴いてある牌も見ることが大事ですね。

 

まだ諦めない!振り込んだ後の対処法は?

 

麻雀をしていると、相手よりも先にテンパイしたのに相手に先にあがられたり、相手のときだけたくさんドラがのったりすることがあります。

 

でもそんなときでも自暴自棄にならずに、攻めと守りをしっかりと行っていくことが大事です。

 

1度や2度振り込んだとしても、1回のあがりで取り戻すこともできますし、たとえ最下位だとしても、あなたの親番が残っていれば逆転することも十分可能です。

 

麻雀は運の要素が強いゲームですが、麻雀を勉強するにつれて勝率は確実に上がっていきます。

 

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なのでたとえ振り込んだとしても、攻めと守りをしっかり行い勝負を諦めないでくださいね。

 

まとめ

 

ここでは、麻雀の守り方や振り込みを回避する方法を説明しました。

 

麻雀は4人でやるゲームですのであがれなくても当然ですし、トップを取ることも簡単ではありません。

 

ですが、麻雀の守り方を勉強して、少しでも振り込みを回避することができたら、あなたが勝つ確率は確実に高くなるはずですよ!

 

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