麻雀で2人リーチ、3人リーチ、4人リーチの場合の戦術は?

 

麻雀で盛り上がる場面といえばリーチではないでしょうか。

「リーチ!」

「わたしも、追っかけリーチ!」

 

このようにあっちこっちでリーチ合戦が始まると、いよいよ麻雀が白熱してきますよね。

 

リーチをかけると、以降は手を変えることができなくなり、ツモ切るかあがるかのどちらかになります。

 

また、リーチには一発や裏ドラが付くので、運の要素が強い役であるともいえます。

なので一発でツモることとか、ときには裏ドラが3枚も乗ることもあり、思いのほか高い点数になることもあります。

 

ですからリーチは、思いがけない結果を産む魅力のある役だといえると思います。

 

このリーチという役は、鳴ていない状態であれば誰でもすることができる役で、麻雀では最もポピュラーな役の一つとなっています。

 

またリーチは1人でリーチする場合のほかに、2人でする場合、3人でする場合、そして最大で4人でリーチをする場合があります。

 

それでは、リーチのそれぞれの場合でのルールや戦術はどのようなものがあるのでしょうか。

 

こちらは約6分の解説動画となっています。↓↓↓

麻雀で2人リーチ、3人リーチ、4人リーチの場合は?
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2人リーチの場合は後の方が有利?

 

最初におこなったリーチに対して、次に行われるリーチ、つまり2番目のリーチのことを「追っかけリーチ」といいますね。

 

このとき、あなたが最初にリーチをかけた人だった場合、あなたは追われる立場になっています。

 

後からリーチした人は、あなたのリーチにも怯(ひる)むことなくリーチを仕掛けてきたことになりますから、追われる身のあなたとしてはいささか分が悪いといえます。

 

また、あなたが追っかけリーチをする人の場合を考えてみます。

 

あなたは、最初の人のリーチに振り込まずに自分があがれたら最高ですよね。

一般に、追っかけリーチをしたあなたは有利になっていることが多いです。

 

それには理由があって、それはリーチをせずダマでいくという選択肢もあったはずなのに、あえてリーチしたのですから、そこには何かしらの勝算があると考えられるからです。

 

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そしてもしあなたがリーチしていない人だった場合は、あなたは先にリーチした人よりも、2番目にリーチした人に注意するようにしましょう。

 

これは最初のリーチより後のリーチの方が、振り込みのリスクを取って勝負してきているので危険だからです。

これぞノーガードの打ち合い?3人リーチとは

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麻雀で2人のリーチについては先ほど解説しましたが、この延長上に3人リーチという状況があります。

この状況では、一番最初にリーチした人よりも二番目にリーチをした人の方が有利だということでしたね。

 

では三番目のリーチはというと、この場合は二番目のリーチのときと少し状況が変わってきます。

 

もちろん一番目二番目の人よりも有利になることもいえるのですが、2人の安全牌を切るのが難しいので自分も勝負にいくという考え方もあるんですね。

 

一人に対しての安全牌はあっても、なかなか二人まではケアできない場合が多いのです。

 

もしあなたに十分な安全牌がなかったら、3人目のリーチをしてみるのも一つの戦術です。

3人がリーチをしている状況では3人で牌をめくり合う勝負となります。

 

それでも3人がリーチをし合ったら、ノーガードで打ちあうケンカみたいでツモる牌にも熱がこもってきますよね。

 

ではあなたが、リーチをかけていない残りの一人だった場合はどうでしょうか。

 

あなた以外の3人はリーチをしている状況ですが、この場合、勝負にいかずにおりるようにするといいと思います。

 

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というのは、おりてしまえば、自分以外の3人がリーチをしているのでリーチ者同士でつぶし合ってくれたり、また3人のツモ切りが増えることで安全牌も増えるんですね。

 

ですから3人のリーチ者同士で戦わせればいいのです。

意外な結末になる?4人リーチとは

 

3人リーチの次は4人リーチを考えてみます。

 

リーチは手牌がメンゼンならば誰でもすることが可能なので、対局者4人のみんながリーチをすることができます。

 

4人がリーチしたら、さぞ激しい戦いになるのだろうと思うかもしれませんね。

確かに4人で牌をめくり合うことになったら、どんな結末になるのか面白そうですよね。

 

ですが4人リーチには特別なルールがあります。

それは、4人リーチの場合は流局にするというルールです。

 

これは驚きですよね。4人がリーチすると流局になってしまうんですね。

 

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ですがこの4人リーチが成立するには条件があります。

 

それは、4人目のリーチ者のリーチ宣言牌が他の3人のロン牌でないことです。

リーチ宣言牌が他の3人に通って、初めて4人目のリーチが成立するというわけですね。

 

ちなみにこの4人リーチのことを「四家立直(スーチャリーチ)」といいます。

中国語でも「四」は「死」を連想させ縁起が悪いということで、四家立直は流局扱いにしているのだそうです。

まとめ

 

ここでは、2人リーチ、3人リーチ、そして4人リーチについて解説しました。

 

<それぞれのリーチについて>

・2人リーチの場合は後の方が有利?

・これぞノーガードの打ち合い?3人リーチとは

・意外な結末になる?4人リーチとは

 

リーチはあがりまであと一歩ということで、緊張もしますし期待も高まりますよね。

それでもリーチは欠かせない役の一つなので、うまく使いこなせるようにしたいですね。

 

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