フリテンリーチの活用法!不利な局面を勝ち抜くヒントがわかる!

 

麻雀では有利な局面もあれば不利な局面もありますよね。

 

どちらの場合もそれなりの状況判断が必要ですが、とりわけ不利な局面での判断が大事になります。

麻雀は一手一手で局面がガラリと変わるので、過去の局面とまったく同じことは起こりません。

 

麻雀ではつねに新しい局面と向き合わなければならないわけですね。

 

では不利な状況がおとずれたとき、それを打開するためには何が必要なのでしょうか。

 

不利な局面としては、振り込んでしまったときや親を流されてしまったとき、ほかにも相手にドラをポンされてしまったときや先制リーチをされてしまったときなどがあります。

 

そしてフリテンというのも、不利な局面の一つといえますね。

 

ではこのフリテンやフリテンリーチをうまく活用する方法はあるのでしょうか。

そこでここでは、フリテンとフリテンリーチの活用方法について解説したいと思います。

 

こちらは約6分の解説動画となっています。↓↓↓

フリテンリーチの活用法!不利な局面を勝ち抜くには?
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フリテンリーチとは?

 

あなたは相手の牌をロンした時、「それ、フリテンだよ」といわれたことはありませんか?

 

麻雀ではフリテンというルールがあるんですね。

このフリテンは、あがりに関係してくるルールなのでとても大事なきまりとなっています。

 

このフリテンとは、以下の2つの場合のことをいいます。

自分のあがり牌をすでに捨ててしまっている時

まず一つ目が、自分のあがり牌が自分の捨てた河の中にある時です。

 

自分のあがり牌というのは自分の欲しい牌だから、河にあるはずがないと思うかもしれませんね。

ですが例えば、役作りをしている最中に、「これはいらない牌だ」と思って捨てた牌が、後になって必要になる場合や、役作りの途中で「やっぱり違う役を作ろう」と方針を変えたりする場合がありますよね。

 

そんな時に、欲しい牌が自分の河にあるという状況、つまりいま必要な牌をすでに捨ててしまっている状況というのがあるわけですね。

 

自分にとって必要な牌にもかかわらず、その牌をすでに捨ててしまっている状態、これをフリテンというんですね。

 

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そしてもう一つ、フリテンになってしまう状況があります。

 

それがリーチをかけた後です。

リーチした後で自分のあがり牌を見逃がした時

フリテンにはもう一つ大事なルールがあります。

それはリーチをした後で自分のあがり牌が他人から出た場合です。

 

この時普通ならばあなたはロンするでしょうが、ロンせず見逃したとします。

すると、その後他人からあがり牌が出てもあなたはロンできなくなってしまいます

 

一度あがり牌を見逃がしてしまうと、もうロンあがりはできなくなってしまうんですね。

ですからリーチをかけた後は、相手の捨て牌によく見てロン牌が出てこないか注意しなければならないのです。

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あがりには「ツモ」がついてくる

 

ですからフリテンになると、あがり方が制限されるということです。

 

ではフリテンではあがることが全くできないかというと、そうではありません。

フリテンでもツモあがりはできるのです。

 

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ですからフリテンリーチをかけた場合、あがりには必ず「ツモ」の役が付くことになるんですね。

ロンできないわけですから、あがりはツモだけということですね。

 

ですからたとえあなたのあがり牌があなたの河にあったとしても、ツモあがりという道が残っているのです。

 

なのでフリテンリーチであがったときには、高得点の役になることが多いです。

それでもフリテンリーチもリーチという攻撃の一つなのですから、ツモのチャンスをじっと待って、ポーカーフェイスで戦いを続けるようにしましょう。

普通のリーチと同様に相手の手を止められる

 

フリテンリーチは捨て牌の中にあがり牌が含まれている場合なので不利な局面ともいえますが、実際には相手にあなたがフリテンであることはほとんどバレません

 

相手は、あなたはいつも通りのごく普通のリーチをかけていると思っています。

それもそのはずで、あなたの手牌は相手には見えず普通のリーチと何ら変化はないのですから、フリテンリーチなのか普通のリーチなのか判断はできないのです。

 

つまりフリテンリーチであっても、相手は簡単に危険牌を捨てることはできないし、すぐにどれがあがり牌であるかを判別することもできないのです。

 

ですから相手はフリテンリーチでも通常のリーチの時と同じように捨て牌に気をつけ、時間をかけて切る牌を選ぶはずです。

 

さらに、あなたに危険を感じた相手は、手をくずすこともあります。

フリテンリーチで相手の手を止めることができるんですね。

 

フリテンリーチであることは流局して手の内を開けるまでわかりません。

 

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なので、流局してあなたの手を見た相手は「こんな待ちだったのか」と思うはずです。

 

でもそのようなトリッキーなリーチを仕掛けることで、相手はあなたの待ちは何なのか読みにくくなります。

 

ですからフリテンリーチは今後の対局に活かすこともできるのです。

 

麻雀では相手の手を読むことがとても大事なことなので、それを難しくするフリテンリーチはやる価値が十分にあるリーチなんですね。

 

ですからフリテンリーチをかけるときは、普通のリーチと変わらないように表情やしぐさに気をつけて、動揺したり不自然な動きをしないようにしてくださいね。

まとめ

 

ここではフリテンリーチの活用法について解説しました。

 

<フリテンリーチについて>

・フリテンリーチとは?

・あがりには「ツモ」が付いてくる

・普通のリーチと同様に相手の手を止められる

 

フリテンリーチも普通のリーチも、相手にしたらあなたのリーチであることに変わりはありません。

なので、勝負所ではフリテンリーチを積極的にかけていくことも有効な戦術の一つといえそうですね。

 

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