麻雀のローカルルール6選!やってみると面白そうなルールとは?

 

麻雀には対局者全員が守るべき大事なルールがありますね。

 

対局を始めるときの親決めのルールや、ドラに関するルール、点数に関するルールなど、すべてのルールが麻雀に欠かせないものです。

 

ですが、なかには場合によってルールが変わるローカルルールというものもあります。

 

ローカルルールは一般的なルールと違って、ある地域でしか使われていないルールだったり、一部の人しか使っていないルールのことをいいます。

 

それでもローカルルールといってもそれはルールの一つなのですから、どの対局者も守らなければならないことですし、守らなければ罰則がついてしまいます。

 

ですから、このローカルルールも対局前にしっかりとその内容を確認し、把握しておかなければいけないわけですね。

 

では、具体的にローカルルールにはどんなものがあるのでしょうか。

 

こちらは約12分の解説動画となっています。↓↓↓

麻雀のローカルルール6選!こんなルールは面白い?
スポンサーリンク

喰いタンや後付けはあり?なし?

 

まず、いくつかのルールが存在するのが、喰いタンとヤクハイの後付けですね。

 

喰いタンは鳴いたタンヤオのことですが、これを認めない場合は結構ありますね。

喰いタンなしのルールの場合は、タンヤオは鳴かずにメンゼンで作らなければ役は付きません。

 

またヤクハイの後付けも、ありにするかなしにするかでルールが分かれます。

後付けがありの場合ならば、ヤクハイが完成する前でも積極的に鳴くことができて、最後のロン牌でヤクハイが完成してもいいんですね。

 

これらの喰いタンと後付けのルールは、一般に「ありありルール」といわれています。

 

注意点なんですが、このありありルールは地域ややる人によってルールが異なるのですが、このありありルールを確認せずに対局を始めてしまうことがあります。

 

麻雀のありありルールの意味と戦術!カギとなる2役を徹底解説!
麻雀にはいくつものルールがありますよね。 対局をスムーズに進めるためのもの、あがるための役に関するもの、それから役の点数に関することなど、本当にたくさんの決め事があります。 もちろんどのルールも大...

 

いつも打っているメンツとならばそれでも大丈夫ですが、知らない土地での麻雀や初めての場所での麻雀でルール確認を怠ると、痛い目を見ることになります。

 

喰いタンに注意!ルール確認や役作りを間違えると痛い目に遭う?
「ポン」 「ポン」 「チー」 「ロン!」 これは喰いタンでよくあることですよね。 とにかく鳴きまくって、あがりに最速で向かうという喰いタンの典型的な例です。 ですが麻雀をや...

 

ダブルロンやトリプルロンはどうなる?

 

また、ローカルルールのなかでも結果に大きく左右するものが「ダブルロン」や「トリプルロン」です。

 

まずダブルロンですが、これはロンをした2人のあがりを認めるルールと、あがりを1人しか認めないルールがあります。

 

ダブルロンを認めると、点数を2倍に払うことになるので、振り込んだ人は大変ですね。

 

また3人のロンの場合は、3人のあがりを認めるルール、また1人だけを認めるルール、そして誰もあがれず流局になるルールがあります。

 

トリプルロンでもし3人のあがりを認めたら、振り込んだ人は致命傷に近いダメージを負うことになるでしょうね。

 

トリプルロン(三家和)の黄金ルール3選!その鉄則の理由とは?
「ロンロンロン!」 このような3人のロンをみたことはありますか? ロンは一人にだってされるのは嫌なのに、3人からロンされたらもう言葉も出ませんよね。 3人のロンはなかなかないことだと思います...

 

13翻以上は数え役満か3倍満か

 

それから役の翻数にもローカルルールがあります。

 

一般に、~5翻を満貫、6~7翻をハネ満、8~10翻を倍満、11~12翻を3倍満とし、13翻以上を数え役満としますよね。

 

麻雀でドラとは?意味や漢字、理論上考えられる最高枚数を解説!
麻雀では「ドラ」と呼ばれる牌があります。 麻雀をやっていると、「リーチ一発、ドラドラ!」とか「メンタンピンドラ3」などという声を聞きますよね。 このようなドラは、あがったときに点数が増えるものなの...

 

13翻以上ならどんな形でも役満になるわけですが、ここにローカルルールがあります。

 

それは13翻以上でも数え役満にせず3倍満にするというルールです。

スポンサーリンク

 

ですから役満を出すには、チンイツやドラを使うのではなく、決められた役満の役を作る必要があるのです。

 

なので数え役満が狙えないだけ、あがる役に制限がかかるわけですね。

緑一色に發は必要か不要か

 

そして、緑一色(リューイーソー)についてもまた、ローカルルールがあります。

 

それは、あがり牌に「發(はつ)」を含めるのか含めないのかというものです。

 

緑一色はソーズの、 で作る役ですが、この發を使わず、5種のソーズの牌だけで役を作ったものを「緑一色」と認めるかどうかという問題なんですね。

 

普通に考えて、發を含めた6種で役を作るより發を除いた5種で役を作る方が難しいわけですから、發を除いた役でも緑一色を認めるのが当然のように感じますけどね。

 

麻雀の發(ハツ)の意味や戦術とは?効果的な使い方や面白い雑学も!
麻雀牌の中で最も難しい漢字の牌といえば、「發(ハツ)」ですよね。 發は7種類の字牌の東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペー)、白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)の一つとなっています。 ま...

 

チートイツは25符2翻か50符1翻か

 

また点数計算においてもローカルルールがあります。

 

あなたはチートイツをどのように計算していますか?

 

チートイツの点数はほかの役と違って少し特殊なんですが、25符2翻とするところが多いですね。

 

ところがこのチートイツは、昔は50符1翻で計算されていたんです。

 

この25符2翻と50符1翻という点数は、どちらも子で1,600点、親で2,400点となって同じ点数になるんですね。

 

ですから昔からルールを変えずにやっているところでは、チートイツを50符1翻で計算することになるかもしれまんせんね。

 

チートイツのコツや複合役とは!カンや4枚使いのときはどうなる?
麻雀にはいろいろな役がありますが、2翻のメンゼン役に「チートイツ」という役があります。 チートイツは雀頭と4つのメンツからなる形ではなく、同じ種類の牌(対子:トイツ)が7組集まってできる役になります。 ...

 

60符3翻を満貫にするかしないか

 

そして、点数計算でもう一つローカルルールがあります。

 

それは、60符3翻を満貫にするかどうかです。

あなたがやっている麻雀では60符3翻をどのように計算していますか?

 

60符3翻を満貫にする場合は、子で8,000点、親で12,000点となります。

一方、60符3翻を満貫にしない場合は、子で7,700点、親で11,600点となります。

 

60符3翻を満貫にすることを、「切り上げ満貫」といいます。

 

この切り上げ満貫も採用している所としていない所があるんですね。

 

その差は数百点なのですが、この点差が勝敗を分けることがあるので、注意しないといけないわけですね。

 

麻雀でトップと2着は雲泥の差!勝敗を分ける分岐点や考え方は?
「ロン!リーチ一発ドラ3で満貫!」 このようにあがれると気持ちの良いものですよね。 役をあがることが麻雀のもっとも大きな醍醐味だと思います。 ですがうまくあがれたにもかかわらず、最後に勝つこ...

 

まとめ

 

ここでは、いくつかローカルルールについて解説しました。

 

<ローカルルールについて>

・喰いタンや後付けはあり?なし?

・ダブルロンやトリプルロンはどうなる?

・13翻以上は数え役満か3倍満か

・緑一色に發は必要か不要か

・チートイツは25符2翻か50符1翻か

・60符3翻を満貫にするかしないか

 

ローカルルールは本当に細かいところにもあるので注意しないといけません。

ルールが違っても、それに対応した戦い方ができるようにしたいですね。

 

2人同時のポンとチーはどちらが優先?意外なルールにビックリ!
麻雀では鳴くときに「ポン」や「チー」といいますよね。 麻雀を始めたばかりだと、「ちょっと待って!」といって鳴くのか鳴かないのかはっきりせずに、周りの人を待たせてしまうこともあります。 「ポン」や「...

 

麻雀で2人リーチ、3人リーチ、4人リーチの場合の戦術は?
麻雀で盛り上がる場面といえばリーチではないでしょうか。 「リーチ!」 「わたしも、追っかけリーチ!」 このようにあっちこっちでリーチ合戦が始まると、いよいよ麻雀が白熱してきますよね。 ...

 

こんな意外な人もやってる!麻雀が好きなタレントや有名人とは!
あなたは麻雀の番組や動画、DVDなどを観たことはありますか? 麻雀は4人が卓に座って黙々と打ち続けるわけですが、麻雀は一勝負でも2~3時間は打つことが多いですよね。 普段はそれらに出演しているのは...

 


PDF
麻雀の役・ルール
スポンサーリンク
麻雀の役とルールのおもしろ超解説~まあまあジャンジャン~