麻雀の面子(メンツ)の作り方とは?注意すべき役やターツを解説!

 

麻雀で基本のあがりの形というのは雀頭と4つのメンツとなりますよね。

 

麻雀においてはそのメンツの選択というのはとても大事になります。

 

また麻雀をやるメンバーのことをメンツと呼びますが、ここでお伝えするメンツは麻雀牌で構成するシュンツやコーツといったメンツのことです。

 

そしてメンツを作るためのターツについても解説したいと思います。

 

メンツやターツの名称については、知っているようで知らないことが多いですよね。

 

ですが麻雀の解説本などの中にはそのような名前がバンバン出てきますから、わかるようにしておきましょう。

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メンツとは?知らないと怖い麻雀の基礎

 

メンツというと3枚の牌のセットを思い浮かべますよね。

 

その3枚の牌が同じ種類の牌で連続した3つの数字だったとき、つまり2萬3萬4萬とか7筒8筒9筒といった場合は、その3枚を「シュンツ」と呼びます。

 

そして3枚の牌が同じ種類の牌で同じ数字3枚だったとき、つまり1索1索1索とか5萬5萬5萬といった場合は、その3枚を「コーツ」と呼びます。

 

さらに4枚の同じ種類の牌で同じ数字4枚だったとき、つまり3萬3萬3萬3萬といった場合は、「カンツ」となります。

 

これで3つのメンツ、シュンツとコーツとカンツの違いがわかりましたね。

メンツの作り方とは?

 

今度はメンツの作り方について見てみましょう。

 

シュンツとコーツを比べてみるとわかるのですが、シュンツはコーツよりも作り易い形をしています。

シュンツの作り方

そしてまずシュンツについてですが、シュンツを作る方法はいくつかありますね。

 

麻雀の基本ルールとして、シュンツを作れるのは連続した3つの数字です。

 

なので、912とか891という数字の連続は認められません。

 

ですからシュンツの種類は123、234・・・678、789までとなります。

 

なので23という牌を持っていたら、1か4の牌でシュンツを作れるというわけですね。

 

ですが12という牌を持っていたら、シュンツを作れるのは3の牌のみとなります。

 

また13という牌を持っているときは、2の牌だけがシュンツを作れることになりますね。

コーツの作り方

続いてコーツの作り方ですが、コーツは単純に33と持っている牌に対して3がコーツを作る牌となります。

カンツの作り方

そしてメンツにはもうひとつ、4枚の牌のセットでできるカンツというものがあります。

 

カンツは666と3つの牌を持っているときに、4枚目の6を相手からもらうときはミンカン、自分で集めるときはアンカンとなります。

 

カンツは1種類の4個の牌すべてを使うことになるので、できる確率はすごく低いです。

メンツ選択の仕方とは?

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メンツを作るには、できる確率の高いメンツを選択するのが定石です。

 

つまり12、13、23という牌を考えると、待ち牌の枚数では12や13などペンチャンやカンチャン待ちの場合は、23というリャンメン待ちの半分しかないというわけですね。

 

ですからリャンメンの待ちを選んでいけば、最もあがりやすい役になるというわけですね。

 

またメンツはシュンツとコーツを天秤にかけながら作ることが多いです。

 

例えば112という牌を持っていたとします。

 

この場合、1の牌があればコーツができますが、一方3がくれば123のシュンツができることになります。

 

ほかにも33577という牌を持っているときは、3や7でコーツができますし、カンチャンの4や6ではシュンツ+雀頭という形ができますね。

 

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メンツではコーツよりシュンツの方が断然作り易いので、素早く役作りをしたいときはシュンツのメンツを作るようにしていくのがいいということですね。

メンツによって狙う役は異なる!

 

まずシュンツがメインとなる役は、ピンフやイーペーコー、三色同順、イッツー、リャンペーコーなどが挙げられます。

 

この中でもピンフは4メンツがすべてシュンツになっているので、作りやすい役のひとつといえます。

 

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そしてコーツがメインとなる役は、トイトイ、ヤクハイ、三色同刻などが挙げられます。

 

ヤクハイはコーツが1メンツだけでもあがれますが、トイトイの場合は4メンツすべてをコーツに揃える必要がありますね。

実はメンツの前のターツが大事!

 

それではあまり聞き慣れませんが、ターツの種類を紹介しますね。

 

まずターツというのは、あと1牌でシュンツができる状態、つまりつながりのある2牌のことをいいます。

 

リャンメンターツ・・・34や78など、待ちがリャンメン待ちになっているターツ。

ペンチャンターツ・・・12や89など、待ちがペンチャン待ちになっているターツ。

カンチャンターツ・・・46や79など、待ちがカンチャン待ちになっているターツ。

 

シュンツのできやすさでいうと、次のようになります。

リャンメンターツ > カンチャンターツ > ペンチャンターツ

 

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まとめ

 

ここでは麻雀の役を構成するメンツについてまとめてみました。

 

メンツにおいて、

・メンツにはシュンツとコーツとカンツがある

・メンツの作り方

・メンツ選択の仕方

・メンツによって狙う役が異なる

・メンツの前のターツが大事

ということを解説しました。

 

メンツについては、わかっているようでわかっていないことがあるので、ここできっちり覚えておくようにしましょう。

 

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