麻雀の中張牌で狙える役と戦術は?あがりを10倍速くする方法を解説!

 

麻雀では誰よりも速くあがることが大事です。

 

というのは、麻雀はたとえどんなに高い手をテンパイしても、相手に先にあがられたら点数にはならないんですね。

 

ですから麻雀では、役を作る速さが大事になります。

 

その速くあがることのキーとなるのが、中張牌(チュンチャンパイ)といわれる牌です。

 

ではその中張牌とはどんな牌なのか、ここで解説したいと思います。

 

スポンサーリンク

中張牌とは?麻雀の基本をわかりやすく解説!

 

中張牌とは「チュンチャンパイ」といって、マンズ、ピンズ、ソーズの2~8までの牌のことをいいます。

 

この中張牌に対して、1,9の牌のことを、老頭牌(ろうとうはい)といいます。

 

中張牌の数はたくさんあるので、これらをうまく使いこなすことで素早くあがりにむかうことができます。

 

反対に老頭牌は、数が少ないので役が作りにくく限定された待ちとなるのであがり方も少なくなります。

 

ですからあがりを考えると、老頭牌よりも中張牌を使うといいんですよね。

 

中張牌を使った役であがる速さを10倍に!

 

中張牌を使った代表的な役が、タンヤオです。

 

タンヤオは鳴くことができる役なので、どんな役よりも素早く役作りができます。

 

ですから配牌に中張牌が多かったら積極的にポン、チーをしていって、タンヤオをつくっていくといいですね。

 

中張牌は字牌や一九牌に比べて牌の数が多いので、ツモってくる牌も中張牌のことが多いです。

 

これがタンヤオがいちばん速く作れる役である理由ですね。

 

これを知っておけば、あなたのあがり方は10倍速くなります。

 

ちなみに2や3という牌は中張牌ですが、23という牌で1-4ピン待ちだったとすると、4であがればタンヤオになりますが、1の方であがるとタンヤオの役は付きません。

 

また、ジュンチャンを狙っているとき、例えば78という牌で、6-9ソー待ちだったとすると、9の方ではジュンチャンになりますが、中張牌の6の方であがってしまうと、ジュンチャンの役は付かないことになります。

 

とりわけタンヤオでは中張牌が構成牌に関わってきますのでよく理解しておきたいですね。

 

 

そして中張牌はメンタンピンとも相性がいいです。

 

メンタンピンの意味とは?役を組み合わせて攻撃力を倍増させる方法!
麻雀をやっていて、あがった人が「メンタンピンドラドラ・・・」などと言っていたのを聞いたことはありませんか。 この言葉を知らないと、それがあたかも呪文を唱えているかのようで気持ち悪いんですよね。 そ...

 

中張牌はタンヤオだけでなく、リーチやピンフをつくる牌としても有効だということですね。

 

まずリーチについてですが、最初から一九字牌を捨てていって中張牌を集めていけば、メンゼンでメンツを作ることも難しくはないと思います。

 

またピンフについても中張牌を使えば容易に作ることができます。

 

ですので配牌で中張牌をたくさんもらったら、まずはメンタンピンを狙っていくといいと思います。

 

中張牌を使って待ちの多いタメンチャンを狙おう!

スポンサーリンク

 

中張牌を使った待ちというのは多面張(タメンチャン)を狙いやすいという利点があります。

 

タメンチャンとは待ち牌が複数になることですね。

 

例えば三面張(サンメンチャン)の代表的なものとして、34567という牌を使った待ちが考えられます。

 

三面張(サンメンチャン)とは?私のおすすめの作り方を簡単に解説!
麻雀であがるためには、いい「待ち」を作ることが不可欠となります。 受けの広い待ちを作っていくと、イーシャンテンやテンパイまでにいくスピードがあがりやすいですし、無駄なツモの数も減らすことができますね。 ...

 

34567の牌では2-5-8待ちのサンメンチャンとなりますね。

 

ほかにも23456や45678といった中張牌を使ってサンメンチャンを作ることができます。

 

ほかにも3334555のようなアンコーの2組を使ってタメンチャンをつくることができます。

 

これは33を雀頭に、555を暗刻にすると、34という牌の2-5待ちになります。

また、55を雀頭に、333を暗刻にすると、45という牌の3-6待ちになります。

そして333と555というコーツを考えると、4のタンキ待ちになります。

 

このように、3334555の待ち牌は、2-3-4-5-6の五面張になります。

 

なので中張牌をたくさん集めると待ちを増やすことができてあがりやすくなるといえます。

 

中張牌を使った実戦で使える戦術とは?

 

中張牌を使った戦術の一つがスジ引っかけです。

 

これは5を捨てていって、あがりとなる牌を2や8で待つということですね。

 

5という牌において、2や8の牌はスジとなっていますよね。

 

中張牌の中には4、5、6という牌があるので、これらのスジ牌を利用するのです。

 

このスジ引っかけを作りやすい待ちというのが、リャンカン待ちです。

 

麻雀のリャンカンは良い待ち?作り方や効果的な戦術を解説します!
麻雀ではたくさんの専門用語がありますが、「リャンカン」というのもそのひとつですね。 あなたは麻雀でリーチするとき、できればあがれる形で待ちたいと思いますよね。 ペンチャン待ちやカンチャン待ちでもテ...

 

このスジ引っかけはとてもあがりやすい待ちなので覚えておくといいと思います。

 

中張牌をうまく使って赤ドラを使いこなす!

 

麻雀には赤ドラというものもありますよね。

 

マンズやピンズ、ソーズのそれぞれ5の牌が赤くなっているものがあります。

 

中張牌においては5の牌はとても使いやすい牌なので、赤ドラはうまく使えるようにしましょう。

 

中張牌を使うタンヤオにおいては、ドラを組み合わせると絶大な力を発揮するので、これらの赤ドラを持っておくといいと思います。

 

ですが赤ドラはローカルルールなので、扱わないこともありますけどね。

 

麻雀の遊び方|点数が大きく動く赤ドラや割れ目ルールで一発逆転!?
麻雀にはたくさんの遊び方があるのをご存知でしょうか。 通常は麻雀ではドラ表示牌は1枚で行いますが、麻雀の遊び方はそれだけでなく、様々な形式で楽しむことができます。 麻雀の遊び方の中には、あがったと...

 

まとめ

 

ここでは中張牌の意味や使い方、戦術などを説明しました。

 

中張牌は手にすることが多い牌なので、いろんな役を作りやすい牌だと思います。

 

またいち早くあがるためにも、中張牌を使いこなせるようになりたいですね。

 

麻雀でテンパイしてもリーチできない場合とは?注意点を詳しく解説!
麻雀ではよく聞く言葉のひとつが、「リーチ」ではないでしょうか。 麻雀を知らない人でも、リーチという言葉は知っていますよね。 麻雀をやっているときは、リーチをかけてあがったときは、最高に気持ちが良い...

 

チートイツの意味や戦術!イーペーコーやリャンペーコーは複合する?
麻雀でチートイツ(七対子)は特殊なあがり方になります。 通常は、4メンツに雀頭を作るのが麻雀のあがりの形となるのですが、チートイツにはメンツはなく、7つのトイツによって構成されています。 ですがチ...

 

麻雀で鳴くとあがれない役とは!鳴いてもあがれる簡単な役ってなに?
麻雀では一刻も早くあがりたいのでポンやチーをすることがありますね。 ですが何でもかんでも鳴いてしまうというのには注意が必要です。 それは麻雀の役には鳴いてもあがれる役と鳴いたらあがれない役があるか...

 

 


PDF
麻雀の戦術
スポンサーリンク
麻雀の役とルールのおもしろ超解説~まあまあジャンジャン~