ダブル役満とは?意味や狙い目、役の種類や複合する役を解説!

 

一般に麻雀は点数をやり取りするゲームですね。

 

麻雀の役をあがると、満貫やハネ満などとなって決まった点数をもらうことができます。

 

麻雀の点数は役の翻の数によって決まっていて、5翻までで満貫、6~7翻でハネ満、8~10翻で倍満、11~13翻で3倍満となり、そして14翻以上で数え役満となります。

 

また役満は翻の数に関係なく、子で32,000点、親で48,000点もらえることになっています。

 

そしてこの役満のなかには、ダブル役満というものもあります。

 

そこでここでは、ダブル役満についてその意味や狙い目、またその役の種類などを解説したいと思います。

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ダブル役満とは?

 

麻雀のあがりには役満という形がありますが、その役満が2つ重なったものをダブル役満といいます。

 

役満という役はめったに出ない役ですが、ダブル役満はさらに出にくい役満の形となっています。

 

そして基本的にダブル役満の点数は、ただの役満の2倍となるんですね。

ですから点数は、子で64,000点、親で96,000点となります。

 

ひとつのあがりでこれだけの点数をもらえるのですから、ダブル役満を出せば、たとえ大きく負けていても大逆転できます。

 

もしダブル役満の直撃があった場合は、64,000点(親だったら96,000点)を一人で払わなければならないので、トビになってしまうことが多く、試合はそこで終わってしまいますね。

 

ただこのダブル役満は、麻雀のルールによっては認められる場合と認められない場合があります

 

ダブル役満を認めない場合だと、そのあがりはただの役満としてみなされて、点数も普通の役満の点数にされます。

 

ただの役満とダブル役満では点数が2倍も違うので、対局前に事前にルールを把握しておくことが大事になります。

ダブル役満の狙い目とは?

 

ダブル役満はなかなか狙って出せるものではありません。

 

ほとんどの場合、ダブル役満を出せるかどうかは最初の配牌で決まります。

 

配牌で字牌が多ければ、狙える役満の種類が多いので出せるチャンスはありますが、配牌で字牌が少なかった場合は、ダブル役満を狙うのはかなり困難です。

 

また、ダブル役満は鳴いても成立することが多いので、無理にメンゼンにこだわる必要はなく、鳴きを積極的に利用していくことがポイントとなります。

ダブル役満の種類とは?

 

ここで紹介する役は、通常は普通の役満とされますが、あがり方の難易度によってダブル役満となるものです。

四暗刻(スーアンコー)単騎待ち

四暗刻はシャンポン待ちになることが多いですが、4つのアンコーを確定させてタンキ待ちになった場合に、ダブル役満とします。

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普通の四暗刻のシャンポン待ちだと、ツモって四暗刻、ロンで三暗刻トイトイとなりますが、四暗刻単騎待ちではツモでもロンでもダブル役満となりますね。

 

この四暗刻単騎待ちはダブル役満の中では出しやすい役の一つとなっています。

国士無双十三面待ち

国士無双は13種類の一九字牌を集める役ですが、雀頭ができずに13枚の一九字牌を集めることができたら、国士無双十三面待ちとなりダブル役満となります。

 

13面待ちになることはめったにないですが、もしなればすべての一九字牌であがることができるので、あがれる確率はとても高くなります。

 

また戦略の一つとして、普通の国士無双であがり牌をツモってから雀頭を捨てることで、フリテンでツモあがり狙いの国士無双十三面待ちに変えることができます。

純正九連宝燈

純正九連宝燈とは、九連宝燈の9面待ちのことをいいます。

 

九連宝燈はチンイツの形になっているので多面張になりやすいのですが、1~9の牌すべてがあがり牌となる形はダブル役満とされるんですね。

 

ちまたでは、九連宝燈をあがれるのは一生に一回だとか、あがると死んでしまうという都市伝説もあるようですが、それだけめったに見ることができない役だということですね。

大四喜(ダイスーシー)

東、南、西、北の4つの風牌を使った役満を「四喜和(スーシーホー)」といいます。

 

そしてこの四喜和には大四喜(ダイスーシー)と小四喜(ショウスーシー)という役満があるのですが、この大四喜の方はダブル役満とされています。

 

小四喜は11枚の風牌で3つのコーツと雀頭を作る役なのですが、大四喜は12枚の風牌で4つのコーツを作らなければなりません。

 

なので大四喜では使わなければならない風牌の数が小四喜よりも1枚多いため、難易度が高くなるんですね。

 

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複合役のダブル役満とは?

 

役満の中でも四暗刻や字一色は複合しやすい役だといえます。

 

字牌を使った役満では、メンツを作るためにポンすることが多いですが、メンゼンでアンコーを4つ作ることができれば四暗刻になるんですね。

 

ですから大三元・四暗刻や緑一色・四暗刻などの複合が考えられます。

 

ほかにも字一色(ツーイーソー)、つまり字牌のみでメンツを作るという役も複合してダブル役満になりやすいです。

 

例えば、小四喜・字一色や四暗刻・字一色などですね。

 

字一色なので14牌すべてを字牌にする必要がありますが、字牌は役満の宝庫ですので、いろんな複合役を考えることができます。

 

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まとめ

 

ここでは、麻雀役のダブル役満についてまとめてみました。

 

<ここで紹介したダブル役満について>

・ダブル役満とは

・ダブル役満の狙い目

・ダブル役満の種類とは

・複合役のダブル役満とは

 

ダブル役満は、たとえラスの者でも一発逆転ができる魅力的な役なので、チャンスがあれば積極的に狙っていきたいですね!

 

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麻雀の役・ルール
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